マネー

気が付いたら5月になっていた。
ビックリした。

今日、名古屋方面に用事があった。自転車で行こうと思っていたが、雨が降りそうだし
ちょっと遠いので久しぶりにクルマで出かけた訳だ。
で、用事を済ませた帰り道、夕食を買うため行きつけのスーパーに寄る事にした。
そのスーパーは店舗裏に一方通行の細い道があって、それを使う方が駐車場に入りやすい。
いつものように俺はその一方通行の路地をゆっくり進んでいくと、前方の交差点の中央でオッサンが仁王立ちしている。60過ぎで上下ジャージのヨレ気味のオッサンだ。
ん？何かあったのかな？　とか思っていると、オッサンが何やら喚きながら近づいてきた。
「ココは一方通行だぞ！コラァ！」
ああ、確かに一方通行だが。
「なんで逆走してくるんだ！あぶねーだろうが！」
…何を言ってるのかよく判らない。道路脇にはオッサンに向かって青い矢印の標識が立っている。
オッサンがその標識を指さしながらこちらに向かってきた。
「お前交通ルール知らねーのか！？警察呼ぶぞ！」窓越しに掴みかかってくる。
…あのー、警察呼んで欲しいのは俺ですよ？で、俺はこう答えた。
「おじさんアホじゃないの？意味ワカンネーよ。警察呼ぶなら呼べよ。」
どうやらこの言葉がオッサンの怒りに油を注いだみたいだ。
「ああ！呼んでやる！お前覚悟しろよ、コラァ！」
と、携帯を手にとったオッサンの動きが止まる。自分の間違いに気が付いたようだ。
「どうした？早く呼べよｗ」と、俺。面白くなってきた。無性に笑えてくる。
「う…あ…う、うるせえ、バカ野郎。」オッサンの勢いがみるみるなくなってきたのが判る。
「おじさん、何で俺にインネン付けてんの？ビックリするわ。おじさんが呼ばないんだったら俺が呼ぶよ」
うろたえるオッサン。
「う…そ、そんなもん呼ばなくても良いわ！呼んでも大した事ない」　あれ？オッサンが警察呼ぶって言い始めたんですよ？そして、『大した事ない』の意味がサッパリｗ
オッサンは携帯をしまいブツブツ言いながら歩き出したので、俺はオッサンを引き止めた。
「逃げないでよ、おじさん。俺何もしてないのに、これじゃ訳わからんでしょ」　…何故かまた怒り出すオッサン。
「俺が酔っ払ってるからそうやって絡んでくるのか！」
おお、ワイルドｗ理屈がトンチンカンとかそういう問題じゃないｗ絡んできてるのは貴方ですｗｗ
「お前が酔っ払ってるかなんて知るか！ボケ！」ついツッコんでしまう俺。
「なんだと、コラァ」とオッサン。がすぐに自分の立場の悪さを思い出し微妙に弱気に。「あ…う…いや」
「なんなんだよ、おじさん。何がしたいんだよ。」　「…。」
何やら口の中でモゴモゴ言いながらバツが悪そうに立ち去るオッサン。
小さな声で「す　い　ま　せ　ん」て聞こえたので、もうイイやと思い「どういたしましてｗｗｗ」と答えてスーパーの駐車場に向かう俺。面倒臭いオッサンだったぜ…。

オッサンのあの自信はどこから来てたんだろう。どうでも良いけどｗ

それはともかく。

5/5　トレジャーフェスタ有明
B　イ　32　カインドオブマジック
続・うめ物語　8000円
式波・アスカ・ラングレー　Ｆｒｅｅ Ｂｉｒｄ　10000円
綾波レイ　Blowin' in the Wind

再販ばっかりですがよろしくお願いいたします。